エリンサーブから起業家・経営者向けの情報です。
今回は中小企業のデジタル化推進をサポートする「中小企業デジタル化応援隊事業」のお知らせです。
新型コロナウィルスの蔓延に伴い、今年度は大きく事業を変更する、あるいは社内環境を変える企業も多いかと思います。リモートワークの推進や、オンラインでの会議やセミナー、新しいITツールの導入などこれまでのやり方では対応できないことも増えています。起業家の皆さんも社会の変化に対応し、事業を変更する、軌道修正する、体制を変えていくことが必要不可欠となっています。
一方で、中小企業の皆さんにとっては、これまでのやり方を変えるのはたくさんの困難を伴います。また、そもそもこれまで利用していなかったツールを利用するとなると、初めての導入で何をすればいいかわからない、あるいはどんなツールが自社に向いているかわからないという方も多いでしょう。特にデジタル化やテレワーク・オンラインミーティング、ECサイトなどは様々なツールが存在するため、自社にぴったりなものはどれか、また、それを社員全体で使えるように教育していくのは大変です。
そこで今回紹介するのが「中小企業デジタル化応援隊事業」です。この事業は全国の中小企業や小規模事業者のデジタル化やIT活用をサポートするため、IT専門家を「中小企業デジタル応援隊」として選定して、中小企業のIT化活動を支援するものです。
実施期間は2020年9月1日（火）からですでに開始されています。中小企業と、その支援を行うIT事業者が契約をし、そのうちの3,500円/時間（税込）が事務局から支払われます。契約には中小企業の実費負担が最低500円/時間（税込）以上であることが必要です。つまり契約は最低4,000円/時間（税込）以上で行う必要があります。
例えば、中小企業とIT専門家で4,000円/時間（税込）の単価で50時間の支援を行った場合、実際は4,000円×50時間=200,000円の支払いが必要になります。そのうち、中小企業が支払うのは500円×50時間=25,000円となり、残りの175,000円は事務局からIT専門家に支払いが行われます。IT活用を望む中小企業は、出費費用を抑えることができます。
また、この「中小企業デジタル化応援隊事業」はIT専門家に登録することもできます。フリーランスや副業として登録することもできます。企業として「中小企業デジタル化応援隊事業」に登録する場合は、事前に認定情報処理支援機関(SMEサポーター)として認定を受けていることが条件となりますのでご注意ください。
IT専門家も、ITを活用したい中小企業もメリットの大きい事業となりますので、皆さんも是非ご活用ください。
「中小企業デジタル化応援隊事業」の詳細は以下となります。
【詳細HP】
https://digitalization-support.jp
IT専門家登録や中小企業登録はHPから申請可能です。
【実施期間】2020年9月1日(火)～2021年1月31日(日)
支援案件完了が2021年2月28日(日)となります。2/28(日)までに契約締結から支援活動完了を行ってください。
【運営】中小企業デジタル応援隊事業事務局
東京都新宿区西新宿7丁目21-1 新宿ロイヤルビル7階
TEL：050-2000-7227（平日9時～17時）
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